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松重豊、「孤独のグルメ」は「オワコン。マンネリ」

2017-04-10

 俳優の松重豊(54)が6日、都内で主演を務めるテレビ東京系の異色グルメドラマ「孤独のグルメ Season6」(7日スタート、金曜・深夜0時12分)の記者会見に出席し、作品への思いを語った。

 2012年の「Season1」放送開始から初めて記者会見とあって、冒頭「なぜ、シーズン6のこのタイミングで会見やらなきゃならないのか疑問」と困惑した様子で切り出した。

 原作・久住昌之さん(58)、作画の故・谷口ジローさんによる同名漫画を映像化。主人公の井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が仕事の営業先で立ち寄った店で食事をする様を描く。

 「最初にこのドラマの話をいただいた時は、『誰が見るの?』という感じだった。おっさんが、ただ飯食ってるだけ。視聴者がどう楽しむのか、シーズン6をやった今も分からない。この間、オワコン(終わったコンテンツの略語)という言葉を聞いて、この番組にぴったりだと思った。マンネリもマンネリ」とバッサリ。一方で「美味しいものは尽きることがない。それがある限り形を変えてでもできる」と愛着ものぞかせた。

 1年3か月ぶりのレギュラーシーズンの初回は大阪が舞台だ。「やはり粉モノでした。(劇中の)たこネギは僕がどうしても食べたかったから追加してもらった。作家にその場で書き直してもらった」。大阪、京都ロケでは必ず「551蓬莱」の豚まんをおみやげに買ってくるという。

 撮影に入れば、真剣勝負。収録は毎回ごとに2日かけ、うち1日は食事のシーンを撮るという。ひと口目に食べるシーンは午後3時ごろに撮影が始まる。「(朝から食べず)極限までお腹を空かせた状態。1食目なわけで、NGを出したら、その感動を切り取ることはできない。今まで1度もミスしたことがない」と胸を張った。

 番組スタートから丸5年経ったが、スタッフはほとんど変わっていない。「井之頭は飲めない設定ですが、スタッフは飲んべえだらけ。大阪でも飲み歩いた。(番組は)録音部1人、照明部1人と10人くらいで始まった。普通のドラマには負けますが、スタッフが増えた。番組というか家族ができた」と深まった絆に目を細めた。

 6作目にはひそかな期待がある。大好物のロールキャベツだ。「ずっとスタッフに言っているが、なかなか店を見つけてくれない。ロールキャベツの回があったら幸せだな」。

 

 

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